保険を売る人買う人騙す人
保険は目に見える財やサービスではありません。過去の事実や現在の市場で形成されているものでもありません。したがって保険料や保険金は見積もりで算定することになります。
見積もりは計算する者の主観と恣意性が介入します。そのため保険を売る人はより多くの保険料をもらえる保険商品を提案し、買う人はより多くの保険金をもらえる契約条件を望みます。
売り手と買い手の利害調整を図るために保険法は存在します。
少し具体的になりますが、夫が妻のために保険契約を締結したが離婚した場合には契約を解除しやすい状況を法律が整えてあげる必要があります。また保険金をかけてその人を・・・みたいな物騒な事件を防ぐのも法律の役目です。
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